『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は、2012年9月7日に公開された日本映画です。
本広克行監督、君塚良一脚本で、フジテレビ製作のシリーズ最終作です。
織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里らが主演し、上映時間は126分。全国452スクリーンで公開され、初日3日間で興収10億4,699万円、動員79万8,382人を記録。4週連続で興行ランキング1位を獲得しましたが、最終興行収入は59.7億円。
15年に渡るシリーズの集大成として製作されました。
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望ネタバレあらすじを簡単に!
俺は青島俊作。湾岸署刑事課強行犯係長だ。2012年12月21日、長期の張り込み捜査から戻ってきた俺とすみれを待っていたのは、いつもと違う湾岸署の風景だった。
国際環境エネルギーサミットの警備で、署内は大忙し。署長になった真下が統括官として指揮を執り、刑事課を中心に署内の業務体制が一本化されていた。俺たちも各部署を転々とする羽目になった。
そんな中、突如としてサミット会場で誘拐事件が発生。本庁から小池率いる交渉課も駆けつけたが、被害者は射殺体で発見された。使用された拳銃が以前警察が押収したものだと判明し、捜査一課の刑事による犯行の可能性が浮上。鳥飼管理官を本部長とする捜査会議が開かれ、全ての捜査情報を鳥飼に報告する極秘体制が敷かれた。
その頃、署内では別の「隠蔽」工作が進行中だった。王刑事の発注ミスで大量の缶ビールが届き、公費での酒類購入による処分を恐れた俺たちは、署内総出でビールの隠蔽に奔走することに。
やがて捜査本部は一人の男性に注目。所轄を利用して任意同行させ、自白を強要しようとする。だが、俺はその不自然な動きに違和感を覚えた。
そんな中、第二の殺人事件が発生。被害者は6年前の誘拐殺人事件で無罪判決を受けた人物だった。俺は独自捜査を進めるが、鳥飼の策略により「誤認逮捕」「自白強要」の冤罪をかぶせられ、辞職勧告を受ける。室井も辞職が決定。
さらに真下の息子が誘拐される第三の事件が発生。警察手帳を奪われた俺だが、室井の命令で捜査に参加。俺は現場で奔走し、室井は本部で情報を集約しながら、事件の真相に迫っていく。
最後に明らかになったのは、警察内部の腐敗だった。小池や久世らが6年前の事件への怒りから犯行に及んでいたのだ。さらに、鳥飼自身が6年前に殺害された少女の叔父で、警察への復讐を企てていたことも判明した。
俺は鳥飼に言った。「正義なんてのは、胸に秘めとくぐらいがいいんだ」と。
事件解決後、警察のイメージ回復のため、室井らによる警察内部の体制立て直しが始まった。俺はそれを室井に任せ、自分の正義を胸に秘めたまま、再び現場に飛び出していく。
最後に室井が俺に言った。「へっちゃまげな(かっこつけるな)」。俺たちの物語は終わったが、俺の捜査はまだまだ続く。さらば、湾岸署。新たなる希望とともに、俺は走り続ける。
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望ネタバレあらすじを詳細に
俺は警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係長の青島俊作だ。
2012年12月21日、長期の張り込み捜査から戻ってきた俺とすみれさんを待っていたのは、いつもと違う湾岸署の風景だった。
国際環境エネルギーサミットの警備で、署内は大忙し。真下正義署長が統括官として指揮を執り、刑事課を中心に署内の業務体制が一本化されていた。
俺とすみれさんも各部署を転々とする羽目になった。篠原夏美巡査部長や和久伸次郎巡査部長、栗山孝治巡査、王明才研修生たち若手も右往左往している。
そんな中、突如としてサミット会場で誘拐事件が発生。
本庁から小池茂警視率いる交渉課も駆けつけた。
倉橋大助警部や渡辺敬祐警部補も同行してきやがった。だが、被害者は射殺体で発見された。
使用された拳銃が以前警察が押収したものだと判明し、捜査一課の刑事による犯行の可能性が浮上。
鳥飼誠一管理官を本部長とする捜査会議が開かれ、全ての捜査情報を鳥飼管理官に報告する極秘体制が敷かれた。
その頃、署内では別の「隠蔽」工作が進行中だった。
王明才研修生の発注ミスで大量の缶ビールが届き、公費での酒類購入による処分を恐れた俺たちは、署内総出でビールの隠蔽に奔走することに。
スリーアミーゴスこと神田総一朗指導員、秋山春海指導員、袴田健吾副署長も巻き込んでの大騒動だ。
やがて捜査本部は一人の男性に注目。
所轄を利用して任意同行させ、自白を強要しようとする。だが、俺はその不自然な動きに違和感を覚えた。
細川という鳥飼管理官の側近が暗躍してるのも気になる。
そんな中、第二の殺人事件が発生。
被害者は6年前の誘拐殺人事件で無罪判決を受けた人物だった。
俺は独自捜査を進めるが、鳥飼管理官の策略により「誤認逮捕」「自白強要」の冤罪をかぶせられ、辞職勧告を受ける。
警察庁の室井慎次警視監も辞職が決定。
新城賢太郎警視監や沖田仁美警視監ら警察庁の面々も動揺を隠せない様子だった。
さらに真下署長の息子が誘拐される第三の事件が発生。
警察手帳を奪われた俺だが、室井警視監の命令で捜査に参加。
俺は現場で奔走し、室井警視監は本部で情報を集約しながら、事件の真相に迫っていく。
捜査の過程で、捜査一課の久瀬智則警部が浮上してきた。
こいつ、何か臭うぜ。
そして、小池警視の様子もおかしい。
エリートで冷静なはずの男が、妙に焦っているように見えるんだ。
最後に明らかになったのは、警察内部の腐敗だった。小池警視や久瀬警部らが6年前の事件への怒りから犯行に及んでいたのだ。
さらに、鳥飼管理官自身が6年前に殺害された少女の叔父で、警察への復讐を企てていたことも判明した。
俺は鳥飼管理官に言った。「正義なんてのは、胸に秘めとくぐらいがいいんだ。」と。
この言葉は、かつて和久平八郎さんが俺に教えてくれた言葉だ。今でも胸に刻んでいる。
事件解決後、警察のイメージ回復のため、室井警視監らによる警察内部の体制立て直しが始まった。
警察行政人事院の横山邦一情報技術執行官も動き出し、警察庁長官の池神長官辞職にまで及ぶ大規模な人事異動の兆しが見えてきた。
俺はそれを室井警視監に任せ、自分の正義を胸に秘めたまま、再び現場に飛び出していく。最後に室井警視監が俺に言った。「へっちゃまげな(かっこつけるな)」。相変わらずの秋田弁だ。
俺たちの物語は終わったが、俺の捜査はまだまだ続く。さらば、湾岸署。新たなる希望とともに、俺は走り続ける。そう、正義なんてのは胸に秘めとくぐらいがいいんだ。これは和久さんの言葉だ。
さあ、新しい事件が俺を待っている。警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係長・青島俊作、出動だ!