若草物語ネタバレ第2話!あらすじを涼のナレーションでお届け!!
涼の視点から、情熱的なナレーションでリライトします:
私、町田涼。28歳、脚本家志望。今、人生最大のピンチに陥っています。
あの日、大御所脚本家・黒崎の古臭い価値観に我慢できず、ついに爆発してしまったんです。「書けばいいんでしょ!? 黒崎さんと同じステージまで這い上がって、古い価値観ぶっ壊してやりますから!」って。
カッコよく言い放ったものの、現実は厳しい。貯金はない、仕事もない。でも家賃は払わなきゃいけないし、奨学金の返済も迫っている。おまけに妹の学費まで…。
今さら会社には戻れない。でも、名もなきライターに仕事をくれるプロデューサーなんていない。唯一の道は、脚本コンクールで入賞すること。そう、憎き黒崎が審査員を務める新人脚本賞。
締め切りまであと3日。書きたいテーマが見つからず、筆は全く進まない。こんな時、三女の衿がいてくれたら…。でも衿は今、ここにはいない。読まれるはずのないメッセージを衿のスマホに送ってみる。虚しさだけが残る。
長女の恵は、昼夜問わず送られてくる上司からの私的なメッセージにモヤモヤしている。四女の芽は、エリート大学生の彼氏よりも沼田からの連絡を期待してときめいている。みんな自分の人生に必死で、私のピンチなんて知る由もない。
恵が勤めるハローワークにこっそり足を運んだけど、またしても口が災いして大騒動に。「会社を辞めた」なんて、どうやって言い出せばいいの?
でも、もう後には引けない。私には証明しなきゃいけないことがある。恋愛至上主義の風潮に流されず、自分の信念を貫く生き方があることを。それが私の選んだ道。
締め切りまであと3日。行き詰まった私を心配する律。そんな中、芽がまさかの警察沙汰に!?
町田家は今日もトラブル続き。でも、この四姉妹の絆が、きっと私を支えてくれる。私は書く。自分の信じる物語を、魂を込めて紡ぎだす。
これが私たちの、令和の「若草物語」。古い価値観をぶっ壊す、新しい時代の物語が、今始まろうとしている。