アサイーボウル流行語大賞?納得いかない
アサイーボウルが2024年の新語・流行語大賞にノミネートされたことに、タレントの鈴木紗理奈さんが疑問を投げかけています。
これは11月5日放送のTBS系「ゴゴスマ」での出来事です。
鈴木さんは「確かに流行ったんですけど、申し訳ないですけど、5年前ですね、流行ったの」と指摘しました。
番組側が「数年前のブームから今年再びブームが来た」と説明を試みましたが、鈴木さんは「ちょっと納得いかないです」と改めて違和感を示しました。
実際、アサイーボウルの歴史を振り返ると、2000年代からすでに健康食品として注目されていました。
特に格闘技選手の間で人気を集め、その後一般にも広がっていきました。
2010年代には多くのカフェやジュースバーでメニュー化され、すでに定番商品となっていました。
ネット上でも「17〜8年前にフレッシュネスバーガーで初めて知った」「20年くらい前に格闘技界で流行って」といったコメントが多く見られます。
一方で、若い世代にとっては今が初めてのブームという声もあります。
ただし、これは新しい流行というよりも、過去のブームの再来という性格が強いと考えられます。
このため、2024年の新語・流行語としてノミネートすることへの違和感は理解できます。
今回の選考について、ネット上では「数合わせのような選出はしないでほしい」「選考委員の年齢層を見直すべき」といった意見も出ています。
なお、アサイーボウルとは、アサイーのスムージーに他のフルーツやグラノーラなどをトッピングしたデザートのことを指します。
近年は特に表参道などで専門店が人気を集めていますが、以前ほどの話題性はないという指摘もあります。
この騒動は、流行語大賞の選考基準や、世代によって異なる「流行」の捉え方について、改めて考えさせる機会となりました。
見出しに戻りますが、この件は流行語大賞という制度自体の在り方にも一石を投じる結果となっています。
事実、多くの人々が「本当に今年流行った言葉なのか」という疑問を投げかけています。
アサイーボウルが流行語大賞?納得いかない!!〜2024年ユーキャン新語・流行語大賞ノミネート30語の主な内容
事務局の発表によると、2024年の主な特徴は以下のようになっています。
まず、年初から能登半島地震という暗いニュースで始まりましたが、その後オリンピックや大谷翔平選手の活躍など、明るい話題も多く見られました。
具体的なノミネート語の中で特に注目されているのは「50-50」です。
これは大谷翔平選手がドジャースで打者・投手として示した前人未踏の活躍を表現した言葉となっています。
また、「マイナ保険証一本化」「新NISA」「インバウン丼」など、お金に関連する用語が多いのも今年の特徴です。
他にも「界隈」というZ世代を中心に広がった言葉や、「ソフト老害」という世代間の認識の違いを表す言葉もノミネートされています。
一方で、「トクリュウ」「ホワイト案件」など犯罪に関連する言葉がノミネートされたことには批判的な意見も出ています。
遺族の感情を考慮すべきという指摘があります。
事務局は今年の傾向について「責任を持たない風潮の世の中、光と闇が混在した年であり、嵐の前の静けさを感じさせる」と分析しています。
ネット上では「30語も選ぶ必要があるのか」「実際に流行していない言葉も含まれている」という声も見られます。
また、選考委員の年齢層が高いことへの指摘もあり、より若い世代の視点を取り入れるべきという意見も出ています。
なお、大賞の発表はこれからですが、多くの人々が大谷選手関連の「50-50」が選ばれるのではないかと予想しています。
これは近年、野球関連の言葉が選ばれる傾向が強いためです。
ただし、「該当なし」という選択肢もあってよいのではないかという意見も出ています。
今年の選考は、流行語大賞という制度自体の意義や選考基準について、改めて考えさせる機会となっているようです。
最後に、1984年に創設されたこの賞は、時代を反映する言葉を振り返る年末の恒例行事として定着していますが、その在り方については継続的な議論が必要かもしれません。