2024年11月6日（水）よる9：00～9：54
第4話「2つの顔」右京も瞠目する奇妙な事件現場解決の手掛かりは光るキノコ!?
廃墟ビルで二人の遺体が発見された。一人はビルの管理を委託されている高齢男性。死因は心不全と思われた。もう一人は、複数の前科がある加納（山口馬木也）という中年男性で、死因は絞殺。警察は仲間割れか口封じの線で捜査を始める。ただ、現場の状況が奇妙で、加納の背中や周囲の床には、なぜか発光するキノコが生えていた。その光景に興味津々の右京（水谷豊）は、薫（寺脇康文）とともに動き始めるが、問題のキノコはネットにも図鑑にも載っていない珍しいものだった。2人は手掛かりを求め、キノコ研究の第一人者や環境保護専門の科学者を訪ね歩くことに。話を聞くと、そのキノコは莫大な利益を生む可能性を秘めた、世界が注目する幻の品種であることが分かる。さらに捜査を進めると、加納が環境保護団体を立ち上げていたことが判明。電話番の相場（中尾暢樹）が言うには、加納にはオモテとウラの顔があったらしく…!?
変死した男性に見え隠れする“2つの顔”
背景には世界を変える新種キノコの存在が
右京の好奇心が恐るべき陰謀をあぶり出す！
相棒23ネタバレ4話あらすじ
またしても、右京さんは不思議な事件に出くわしたようだ。
廃墟ビルで発見された2つの遺体。一見、何の関連性もない2人の死。しかし、右京さんの鋭い観察眼が、そこに浮かび上がる異様な光景を見逃すはずがない。発光するキノコ…私が相棒だった頃から、彼はこういう不可解な現象に心惹かれる性質があった。
被害者の一人は年配の管理人。心不全という自然な死に見えた。もう一人は前科のある加納という男性で、こちらは明らかな他殺。絞殺という荒々しい最期を迎えていた。普通なら仲間割れか、単純な口封じ事件として片付けられるのかもしれない。
だが、右京さんと新たな相棒の薫さんは、そこに潜む真実を追い求めて動き出した。加納の背中と周囲の床に生えていた発光キノコ。それは単なる珍しい自然現象ではなく、世界が注目する新種の可能性を秘めていた。莫大な利益を生む可能性のある発見。そして、その裏には加納が設立していた環境保護団体の存在が。
相場くんの活躍で、加納にはもう一つの顔があることが判明する。私なら、このケースをどう捉えただろうか。そして、予告映像に映る意識を失った右京さんの姿。あの不死鳥のような右京さんが倒れるとは…。
私の後任である薫さんは、きっと右京さんの危機に冷静に対応するはずだ。しかし、20年以上の付き合いがあった私としては、心配せずにはいられない。右京さんの探究心が、今回は彼を危険な領域に導いてしまったのではないか。
発光するキノコの謎。2つの死の真相。そして右京さんの身に何が起きたのか。今夜、また一つの真実が明かされる。懐かしい相棒の活躍を、私は遠く離れた場所から見守っている。
相棒23ネタバレ4話あらすじ〜出演者紹介
『相棒 season23』第4話のキャストたちが魅せる演技の競演に、またしても目が離せない。
水谷豊さん演じる杉下右京。23年という長きに渡り、この役一筋で貫き通してきた至高の存在。論理的な推理と人間味のある洞察で、どんな難事件も解き明かしていく。今回は珍しく、その不死身とも言える右京が倒れるシーンまであるという。その姿は、ファンの心臓を締め付けるに違いない。彼の探究心が、時として身を危険に晒すこともある—そんな右京の魅力的な一面が、また新たに描かれるようだ。
寺脇康文さん演じる神木薫。右京の新相棒として、独自の存在感を放っている。冷静沈着な性格でありながら、時折見せる人間味豊かな表情が印象的だ。今回も右京とのコンビネーションで、発光キノコの謎に迫っていく。
そして注目のゲスト、山口馬木也さんが演じる加納。数々の前科を持つ男でありながら、環境保護団体を立ち上げるという複雑な背景を持つ人物。山口さんは『侍タイムスリッパー』で主演を務めるなど、今まさに話題沸騰中の実力派俳優。その繊細な演技力で、加納という人物の二面性をどう表現するのか。
中尾暢樹さん演じる相場。特命係の電話番として、今や欠かせない存在となった若手刑事。今回も重要な情報をもたらす立役者として活躍する。彼の真摯な仕事ぶりは、いつも事件解決の重要な糸口となっている。
脚本の森下直さん、演出の守下敏行さんというベテランコンビが手掛ける今回の物語。発光するキノコという奇妙な現象、環境保護という現代的なテーマ、そして右京の危機—。これらの要素が絡み合い、どのようなドラマを紡ぎ出すのか。
豪華キャストの演技の競演と、巧みな脚本、演出が織りなす今回の『相棒』。長年のファンも、新規視聴者も、きっと釘付けになることだろう。特に水谷豊さんの魅せる「倒れる右京」のシーンは、どのような文脈で描かれるのか。今から心臓が高鳴る思いだ。
