光る君へあらすじ今日11/10は43話
道長、三条天皇に譲位迫る
私の仕える内裏で、不吉な出来事が続いています。
度重なる火災が発生し、道長様は「これは三条天皇の政治に対する天からの怒りの表れだ」として、天皇陛下に譲位を迫られました。
しかし三条天皇は、その進言を頑として受け入れようとされません。
両者の対立は日に日に深まるばかりです。
そんな中、道長様は三条天皇の様子に何か異変を感じ取られたようです。
まひろは賢子から恋愛相談
私は皇太后彰子様に仕えながら、源氏物語の執筆を続けています。
そんな折、越後から父・為時が久しぶりに都へ戻ってきました。
再会を喜ぶ間もなく、思いがけない相談を受けることになりました。
娘の賢子が恋の悩みを打ち明けてきたのです。
母として、また源氏物語を著す者として、恋愛の機微を知る身として、娘の相談にどう応えるべきか、考えを巡らせています。
宮廷で繰り広げられる権力闘争と、愛する娘の恋の行方。
この二つの物語が、私の心の中で交錯していきます。
歴史の大きな流れの中で、一人の女性として、母として、作家として – 私は今、大きな岐路に立っているのかもしれません。
光る君へ あらすじ 今日11/10放送〜道長の視点から見た第43話の展開
私、道長は今、かつてない危機感を抱いている。
内裏での相次ぐ火災。
これは紛れもなく、三条天皇の政に対する天からの警鐘なのだ。
私は幾度となく陛下に譲位を進言した。
だが陛下は頑なにその意見を退けられる。
この強情さが、さらなる禍根を生むのではないかと危惧している。
実は最近、陛下の様子に何か異変を感じているのだ。
かつての英邁な判断力が鈍っているように見える。
これは単なる私の思い過ごしではあるまい。
一方で、まひろ(紫式部)は相変わらず源氏物語の執筆に励んでいる。
彼女の才能は、私の予想をはるかに超えて輝きを増している。
越後から帰京した為時との再会。
そして娘・賢子との恋愛相談。
まひろの周りでも、また新たな物語が紡がれようとしているようだ。
だが今は、この政局の混乱を収めることが先決だ。
私には平安の世を導く責務がある。
そのためには、時として厳しい決断も必要となろう。
三条天皇との対立は避けられない。
この国の行く末をかけて、私は断固とした態度で臨むつもりだ。
天下の安寧のため、この藤原道長がすべてを賭して立ち向かおう。
まひろよ、お前にもいずれ、この政変の真実を物語として紡いでもらいたい。