父の仇を討つため、巨大特殊詐欺グループ”幻獣”に潜入した兄妹・貴一（竜星涼）と優貴（八木莉可子）。謎の存在である九頭龍の正体、父親殺害の真相、そして兄妹の復讐は完遂されるのか。12月14日に放送される最終回に向けて、全ての謎と伏線を徹底的に解説していきます。予想される展開とこれまでの伏線を詳しく考察していきましょう。
潜入兄妹最終回のあらすじをネタバレ解説
潜入兄妹の放送時間と最終回放送日
日本テレビ系列で毎週土曜日の22時から放送されていた『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』は、2024年12月14日に待望の最終回を迎えます。
本作は日本テレビ系の人気ドラマ『大病院占拠』『新空港占拠』『ボイス110 緊急指令室』の制作チームが結集して作り上げた完全オリジナル作品です。
プロデューサーの尾上貴洋、演出の大谷太郎、脚本の福田哲平という実力派スタッフが集結し、特殊詐欺という社会問題に切り込む意欲作として注目を集めました。
潜入兄妹の最終回までのストーリー概要
物語は父を殺された兄・貴一（竜星涼）と妹・優貴（八木莉可子）が、巨大特殊詐欺グループ”幻獣”に潜入捜査官として潜り込むところから始まります。
二人は父の仇を討つため、命がけで組織の内部に入り込み、次第に特殊詐欺の闇の深さを知っていきます。
組織の中では鳳凰（藤ヶ谷太輔）と青龍（桐山漣）という二人の幹部が大きな力を持っており、さらにその上には謎の存在・九頭龍がいることが判明します。
朱雀に向けられた銃口の結末とは
第9話で組織の幹部である朱雀（白石聖）に、兄妹が警察の潜入捜査官だと知られてしまいます。
朱雀は内通者の賢太を射殺した後、貴一に銃を向け「まさか、あんたが裏切ってたなんて。さよなら、貴一」と告げ、引き金を引こうとします。
しかしその瞬間、九頭龍から電話が入り「まだ殺すな、あの2人には利用価値がある」という指示が入ります。
信濃の正体と九頭龍との関係
組織の重要人物である信濃夢（篠田麻里子）は、実は初代九頭龍の娘でした。
しかし詐欺師としての才能がなく幹部になれなかったため、2代目九頭龍に寝返り、父親の作った「閻魔帳」を持ち出すことになります。
「閻魔帳」には組織の全メンバーの本名と犯罪の証拠が記されており、これを警察に渡す約束になっていました。
岩木泰造がもう一人の内通者だった
岩木泰造（徳井優）は、公式サイトのモールス信号のヒントから内通者である可能性が高いことが示唆されています。
彼は吐血する描写があることから余命が短く、家族のために大金を残そうとしている可能性が濃厚です。
組織を裏切れば命の危険があることを知りながらも、最後の賭けに出ようとしているのです。
閻魔帳の真実とその行方
「閻魔帳」は初代九頭龍が組織を支配するための切り札として作成した極秘資料でした。
しかし信濃によって持ち出され、2代目九頭龍の手に渡ることで権力の構図が大きく変わります。
この「閻魔帳」を巡って、警察、幻獣、そして九頭龍の三つ巴の争いが展開されることになります。
潜入兄妹の放送時間と最終回放送日
潜入兄妹の最終回までのストーリー概要
朱雀に向けられた銃口の結末とは
信濃の正体と九頭龍との関係
岩木泰造がもう一人の内通者だった
閻魔帳の真実とその行方
潜入兄妹の最終回結末と伏線回収まとめ
DNAが一致した父親殺害の真相
県警が行ったDNA鑑定で、鳳凰（藤ヶ谷太輔）のDNAと、兄妹の父を殺した犯人のDNAが一致したことが判明します。
しかし、その背景には複雑な真相が隠されていました。
父・渡良瀬貴司は幻獣だけでなく九頭龍の組織も潰そうとしていました。
この動きを察知した警察内部にいる2代目九頭龍が、彼が潜入捜査官であることをリークし、裏切り者として殺害された可能性があります。
入間刑事の怪しい行動の真意
入間（及川光博）は九頭龍探しに慎重な姿勢を見せ、兄妹の潜入捜査にも最後まで反対の立場を取り続けます。
さらに、九頭龍に関する深追いを避けようとする様子も見られました。
第9話では貴一が危機的状況に陥った際、タイミングよく救出の指示を出すなど、不自然な行動が目立ちます。
この行動の背景には、入間自身が2代目九頭龍である可能性が示唆されています。
優貴が仕掛けたDNA鑑定の罠
優貴（八木莉可子）が提案したDNA鑑定には、ある重要な伏線が隠されていました。
刺されて燃やされた遺体からDNAが残るのは不自然であり、これは真犯人を炙り出すための罠である可能性が浮上します。
兄妹は全てを計算づくで進めており、このDNA鑑定も彼らの周到な計画の一部だったのかもしれません。
鳳凰と青龍の知られざる過去
物語の展開とともに、鳳凰（藤ヶ谷太輔）と青龍（桐山漣）の意外な過去が明らかになります。
二人は単なる犯罪組織の幹部ではなく、それぞれに複雑な事情を抱えていました。
特に初代九頭龍との関係や、組織に入るまでの経緯など、彼らの行動の背景には深い理由があったことが示唆されています。
全ての謎が明かされる衝撃のラスト
最終回では、2代目九頭龍の正体、父親殺害の真相、そして閻魔帳を巡る全ての謎が明かされることになります。
幻獣の幹部たちは、初代九頭龍の敵討ちのため、閻魔帳を餌に2代目九頭龍を罠にかけようと企てます。
そして県警もこのタイミングを狙って、幻獣と九頭龍の両方を一網打尽にしようと動き出します。
兄妹の復讐劇は、予想もしない展開で幕を閉じることになるのです。
