【ババンババンバンバンパイア】ネタバレあらすじ第2話!!
森蘭丸の心情ナレーション – 第2話「不愉快な吸血鬼」
私の名は森蘭丸。約450年生きる吸血鬼にして、こいの湯の住み込みバイト。そして何より、李仁様の18歳童貞の血を守護する者!
ああ、しかし今の私は懊悩している。李仁様の恋路を邪魔しようと葵というお嬢さんに接触したものの、かえって李仁様をプッシュするような言葉を残してしまった私は本当に不器用な吸血鬼なのかもしれない。
そして驚くべきことに、葵お嬢様の方は私という吸血鬼にときめきを覚えているとか。450年も生きてきた私にこのような展開があろうとは…。これはまた新たな試練なのだろうか。
だが、もっと驚くべき出来事が待っていた。下校中の李仁様と葵お嬢様が不良に絡まれている場面を目の当たりにしたのだ。ボコボコにされながらも葵お嬢様を守り抜く李仁様…。その姿に私の心は激しく揺さぶられた。
そして夜。番台に座っていた私の前に現れたのは、なんと葵お嬢様。この展開は450年の人生でも予期せぬものだった。
私は、李仁様の18歳童貞の血を守るため、そして李仁様自身の幸せのために…何をすべきなのだろうか。銭湯の湯けむりの中で、私の思いは渦を巻いていく…。
【ババンババンバンバンパイア】ネタバレあらすじ第2話!!立野李仁の吹き出し
立野李仁の心情ナレーション – 第2話「不愉快な吸血鬼」
僕の名前は立野李仁。15歳。うちは代々続く銭湯「こいの湯」の息子なんだけど、最近僕の周りで不思議なことが起きている。
住み込みバイトの蘭丸さんが実は450歳の吸血鬼だったなんて…。それだけじゃない。僕が大好きな葵さんと蘭丸さんが出会ってしまったみたいで、なんだか胸がモヤモヤする。蘭丸さんが葵さんに何を話したのか、気になって仕方がない。でも、直接聞く勇気なんてない。
今日、下校途中に葵さんと一緒にいた時、不良に絡まれた。正直、すごく怖かった。でも、葵さんを守らなきゃって思った瞬間、体が勝手に動いていた。ボコボコにされたけど、葵さんを守れたことは後悔してない。むしろ、少しだけ誇らしい気持ちになれた。
ただ、気になるのは蘭丸さんのこと。時々すごく近くにいるような気配を感じる。僕のことを見守ってくれているのは嬉しいけど、なんだか複雑な気持ちになる。蘭丸さんは「18歳童貞の血」を守るって言ってるけど、本当は僕のことを心配してくれてるんじゃないかな…。
それにしても、葵さんが今夜、こいの湯に来るなんて…。蘭丸さんが番台に座っているって聞いて、なんだかドキドキする。この気持ちの正体は何なんだろう。葵さんへの想い、蘭丸さんへの信頼、そして少しずつ変わっていく日常。
15歳の僕には、まだ全部を理解することはできないかもしれない。でも、この不思議な毎日の中で、きっと大切なことを見つけられる気がしている。たとえそれが、吸血鬼との奇妙な共同生活の中でだとしても…。