相棒23第3話ネタバレ
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相棒23第2話ネタバレあらすじ
「俺、亀山薫が特命係に戻って3シーズン目。
相棒の右京さんとは、まるで以前から変わらない関係が戻ってきたように感じていた矢先のことだった。
一見、単純な議員殺害事件に見えた。
被害者の芦屋議員は、俺たちの管轄ではないはずだった。
しかし、右京さんはいつものように、その鋭い直感で何かを察していた。
高田巡査部長と張り込みをしていた俺は、思わぬ事態に巻き込まれた。
あの瞬間、俺たちは窮地に追い込まれた。
だが、右京さんは既に真相を見抜いていたんだ。
そう、俺たちが追っていた犯人は…警察官だった。
しかも、殺人を犯した犯人は二人いた。
議員を殺害したのは、警察内部の人間。
その事実を知った時の右京さんの怒りは、俺が見たことのないほど激しいものだった。
「ふざけるんじゃない!」
右京さんのその一喝は、今でも俺の耳に焼き付いている。
法を守るべき警察官が、その立場を利用して罪を犯す。
それは、右京さんにとって、最も許せない背信行為だったのだろう。
事件は解決したものの、俺の胸には何とも言えない後味の悪さが残った。
特命係の捜査は、時として俺たちの想像を超える闇を照らし出す。
それは今回も例外ではなかった。
美和子にも、この事件の詳細は話せなかった。
警察官としての誇りと、正義の在り方について、深く考えさせられた一件だった…。」