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マイダイアリー あらすじネタバレ第1話〜最終回まで!

清原果耶主演のドラマ「マイダイアリー」あらすじネタバレします。大学生活に物足りなさを感じていた優希が、数学の天才・広海との出会いを通じて、人生の新たな1ページを開く。

目次

マイダイアリー ネタバレ第1話 あらすじ (広海視点)

僕は徳永広海。幼い頃からずば抜けた数学の才能を持つギフテッドとして注目されてきた。でも、それは同時に僕を孤独へと追いやった。クラスメイトたちとの温度差、理解されない苦しみ。結局、僕はホームスクーリングを選んだ。人との距離感がわからなくなってしまった。

アメリカの大学に進学したものの、そこでも馴染めず挫折。今は日本の大学に3年生から編入したばかりだ。新しい環境、新しい人間関係。正直、不安でいっぱいだった。

そんな春の日、僕は桜の木の下で数式を書いていた。桜の美しさを数学で表現できないかと必死だった。そこへ一陣の風が吹き、僕の書いた紙が舞い上がる。それを拾ってくれたのが、彼女との出会いだった。恩村優希。僕は慌てふためき、リュックを置いたまま逃げるように立ち去ってしまった。

気がつけば財布の入ったリュックを忘れ、学食で立ち往生。そこで僕を助けてくれたのが和田虎之介だった。彼の人懐っこさに少し戸惑いながらも、久しぶりに誰かと会話を交わす。でも、まだ心の奥底では「友達なんて必要ない」と思っていた。

優希たちと再会した時も、僕は素っ気なく立ち去ってしまう。人と深く関わることへの恐れが、まだ僕の心を支配していたから。

それでも、運命はいたずらに僕を彼らに引き寄せる。帰りのバスで優希と再会し、眠っている小学生の女の子・美雪のために、僕たちは終点まで乗り続けることに。美雪と『怪獣のバラード』の話をしていると、少しずつ心が和らいでいくのを感じた。でも、合唱の話題になると、またしても孤独感が押し寄せる。「ずっと1人だったから」という言葉が、思わず口をついて出た。

優希の「私は優しくない」という言葉に、僕は不思議と共感を覚えた。彼女の話を聞いているうちに、映画に誘っていた。ポップコーンを一緒に食べ切った瞬間、なぜだか心がじんわりと温かくなった。

そして、みんなで『怪獣のバラード』を歌うことに。最初は戸惑い、緊張していた僕。でも、優希たちの明るい歌声に包まれているうちに、自然と声が出てきた。歌い終わった後の達成感、みんなと共有した喜びは、僕にとって新鮮な体験だった。

初めて誰かに「ありがとう」と深々と頭を下げた。心からの感謝の気持ちが湧き上がってきて、どう表現していいかわからなかった。

この5人との出会いが、僕の人生を少しずつ変えていく。心の殻が溶けていくような、そんな感覚。でも同時に、不安も感じる。本当に僕は変われるのか。そして2年後、なぜ優希と別れることになるのだろう。その答えはまだわからない。

ただ、確かなのは、僕の人生に少しずつ光が差し込んできたこと。これからどんな日々が待っているのか、少し期待と不安が入り混じる。でも、もしかしたら、この5人となら、今までとは違う自分を見つけられるかもしれない。そう思えた、春の終わりの日だった。

マイダイアリー ネタバレ第1話 あらすじ (優希視点)

私は恩村優希。大学3年生になったばかりの春、何か物足りなさを感じていた。残りの大学生活をどう過ごせば悔いがないのか、そんなことを考えていた矢先、彼との出会いがあった。

桜の木の下で、夢中で数式を書いている彼。徳永広海。私の人生を少しずつ、でも確実に変えていく人。最初の出会いは、風に舞った彼の書いた紙を拾ったことだった。目が合って、何か特別なものを感じた瞬間。でも彼は慌てて立ち去り、リュックを置き忘れてしまった。

友達のまひると愛莉と一緒に、そのリュックの持ち主を探すことに。そこで出会ったのが和田虎之介。彼の人懐っこさに、まひるも愛莉もタジタジ。でも、なぜか私は彼の優しさが心地よかった。

広海と再会したのは、虎之介のバイト先のファミレス。でも彼は素っ気なく立ち去ってしまった。どこか寂しげな後ろ姿が、妙に印象に残った。

その後、私は彼氏と別れることになる。映画館でのポップコーンの食べ方。私の「優しさ」が、実は相手を苦しめていたなんて。自分の「優しさ」って何だろう。そんなことを考えていた時、偶然にも広海とバスで再会する。

眠っている小学生の女の子・美雪のために、私たちは終点まで乗り続けることに。広海の「13度探しゲーム」は少し奇妙だけど、どこか魅力的だった。彼の目が輝いているのを見て、心がざわついた。

美雪を無事に送り届けた後、広海に「優しい」と言われて、思わず本音が漏れた。「私は優しくない」。すると彼は私を映画に誘ってくれた。「フライングシャーク」。なんだかおかしな題名だけど、彼と一緒に観る映画は特別な気がした。

ポップコーンを気兼ねなく食べられること。それが私にとってどれだけ大きな意味を持つのか、彼は分かってくれたみたい。映画が終わって、ポップコーンの容器が空になった瞬間、なぜだか涙が出そうになった。

その後、みんなで『怪獣のバラード』を歌うことに。広海の戸惑った表情、でも徐々に溶け込んでいく姿に、胸が熱くなった。歌い終わった後、彼が深々と頭を下げて「ありがとう」と言った時、私の中で何かが動いた気がした。

帰り道、広海は私に桜の数式を見せてくれた。その時の彼の笑顔が、まぶしくて仕方なかった。家に帰って、その数式を見せながら、亡き母に話しかけていた自分がいた。

この春、私の人生に新しい風が吹き始めた。広海との出会いが、私の中の何かを変えていく。でも2年後、私たちはなぜ別れることになるのだろう。その答えはまだ分からない。ただ、これから始まる物語が、きっと私の人生で大切な1ページになると確信していた。

そう、これは私たちの青春の物語。まだ見ぬ未来へ向かって、一歩ずつ歩み始めた春の日の記憶。私のダイアリーに、新しいページが加わった瞬間だった。

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