ファン待望！反町隆史＆杉野遥亮が初タッグを組む「オクラ」第4話が29日放送！昭和の熱血刑事・千寿と令和のクール刑事・利己が未解決事件に挑む、世代を超えたバディドラマ。反町の20年ぶりフジテレビ連ドラ主演作で、杉野は2クール連続主演という話題作。この凸凹コンビの新しい刑事ドラマの展開から目が離せない！
オクラネタバレ第4話のあらすじ〜千寿の回想録：白金ホステス殺人事件
俺は長年刑事をやってきて、多くの若手と組んできた。だが、不破利己ほど捉えどころのない相棒はいなかった。
今日、あいつから警視庁に一通のメールが届いた。2年前の白金ホステス殺人事件。俺の目を盗んで勝手に再捜査を要請してきやがった。だが、そのメールの裏には、あいつの痛みが隠されていたんだ。
被害者の不知火美佳。彼女は単なる被害者じゃない。利己の元恋人だった。高級クラブで働いていた彼女は、ストーカー被害に遭っていた。利己は彼女と息子を守るため、警護についていた。だが…守れなかった。
あの日、利己は何者かに襲われ意識を失う。目を覚ました時には、美佳は既に…。逃げていく容疑者、新山博一の姿を目撃したものの、証拠不十分で逮捕には至らなかった。
「私はこの事件で人を死なせました」
利己の言葉が、重く胸に響く。昭和の俺と令和のあいつ。捜査スタイルは真逆だが、事件に向き合う熱量は同じなのかもしれない。
今、俺たちは新山の働くリサイクル工場へ向かっている。あいつの表情は硬い。「バディですから」と言ったあいつの言葉の重みを、俺は感じていた。でも同時に、個人的な感情で暴走させるわけにはいかない。
「新山が犯人で間違いないのか。思い込みは思考をゆがませるぞ」
そう言いながらも、あいつの苦しみを理解している。元恋人を失った痛み。守れなかった後悔。それでも、我々は真実を追う刑事であることを忘れてはならない。
白金の街に、新たな捜査の幕が上がる。俺たちバディは、2年前の真実を暴くため、再び動き出した。この事件は、俺たち二人の絆も試されることになるのかもしれない。
それでも俺は、あいつを信じている。昭和と令和。世代は違えど、真実を追う執念は同じだからな。
オクラネタバレ第4話のあらすじ〜不破利己の告白：真実への軌跡
僕は、彼女を守れなかった。
高級クラブのホステス、不知火美佳。そう、僕の元恋人だ。2年前、白金で起きた殺人事件の被害者。事件当時、墨田署の刑事だった僕は彼女とその息子・壮太の警護任務についていた。経済界の大物たちが通う銀座の高級クラブで働く彼女は、執拗な脅迫電話とストーカー被害に遭っていた。
それなのに、僕は…。
あの夜のことは、今でも悪夢のように蘇る。意識を失う直前の鈍い衝撃。目を覚ました時には、彼女は既に冷たくなっていた。包丁を手にした新山博一の背中だけが、記憶に焼き付いている。でも、それだけでは逮捕には至らなかった。証拠不十分。刑事として、最も歯がゆい言葉だ。
「私はこの事件で人を死なせました」
警視庁に送ったメールには、そう記した。千寿さんには内緒で。いつもなら「効率的な捜査」を重視する僕だけど、この件に関しては…違う。感情が、理性を上回っている。
千寿さんは怒っていた。「なんで勝手にそんなことを」って。でも、僕には分かっていた。あの人なら、きっと理解してくれると。だから言ったんです。
「バディですから」
昭和の熱血刑事と、令和のクール刑事。一見ミスマッチな二人。でも、真実を追う執念は同じはず。千寿さんの「思い込みは思考をゆがませる」という言葉も、僕への深い理解があってこその警告
