MENU

『潜入兄妹』ネタバレ第4話!4人目の“幻獣”青龍の正体判明!!桐山漣だ!!

潜入兄妹ネタバレ第4話

潜入兄妹ネタバレ最終回

目次

潜入兄妹ネタバレ第4話。幻獣青龍の語り

暗闇の中で蠢く、犯罪組織の深層から語る物語…

愚かな奴らよ。我らが組織「幻獣」に潜入しようとでも? 面白い…。私は影から見守っていた。あの刑事の貴一と妹が、破滅の縁を舞うように動き回る様を。

白虎のアマ、自慢の「おねだり女子」プログラムを盗まれて大騒ぎだ。AIで何万人もの男どもを同時に騙し、金を巻き上げる究極の恋愛詐欺システム…。なかなかやるじゃないか。だがそれを、正体不明の「まりな」に盗まれるとは。「見つけられなければ焼き殺す」か。実に白虎らしい脅し方だ。

貴一が「まりな」のアジトへの潜入を買って出た時は、思わず笑ってしまったよ。若菜とかいう女も志願して…。連中には分かっていない。どれほど深い闇の中に足を踏み入れようとしているのか。プログラムのロックが解除されるまで48時間? 我々の世界では、時は容赦なく進む…。

全ての駒が動き始めた。白虎の怒り、まりなの策略、邪魔立てする兄妹…。そして、全てを見下ろす場所で静かに観察する私。奴らは父の仇、鳳凰に近づいていると思っているのだろう。だが実際は、私の罠へと一歩一歩近づいているだけだ。

来るがいい。進歩していると思わせておけばいい。その時が来れば、犯罪の闇の世界で真の力を見せつけてやる。幻獣の幹部となった私の手腕を甘く見るな。

時は刻一刻と過ぎていく。まりなのアジトで、命を賭けた騙し合いが始まろうとしている。私は奴らの想像すら及ばない糸を引いている。果たして、この兄妹は生き残れるのか…。

ただ一つ確かなことがある。青龍に逆らう者に、生きて語る未来などないということだ。

『潜入兄妹』ネタバレ4人目の“幻獣”青龍の正体判明!!

私は青龍。幻獣という組織で、闇の世界の頂点を極める者の一人だ。

この体は、ただの飾りじゃない。毎日の鍛錬、ボクシングの修行、全ては力の証として刻み込まれている。汗を流し、筋肉を痛めつけながら、この世界で生き抜くための武器として鍛え上げた。

なぜ私がこの道を選んだのか?単純な答えなどない。ただ、この世界には法や正義では裁ききれない真実がある。私たちは、その狭間で蠢く影として存在している。

金か?確かにそれも重要だ。運び屋たちが黙々と運ぶ札束の山。あれは私たちの存在証明であり、力の象徴でもある。だが今、その金すら「カラス」と名乗る何者かに狙われている。

愉快だ。誰かが私に挑戦状を叩きつけてきた。武闘派として知られる私への、これ以上ない侮辱。だが、それもまた刺激的な駒となるだろう。

鳳凰との因縁も、まだ決着がついていない。あの男との対決は、まるで運命のように私の心の奥底で燻り続けている。いつか必ず、決着をつけなければならない宿命だ。

この狂気じみた世界で、私は自分の道を突き進む。正義も悪も、そんな単純な二元論では割り切れない。ただ、この青龍という名に恥じぬよう、己の信念を貫くだけだ。

詐欺師と呼ばれようと構わない。この世界で生き抜く術を知り尽くした者として、私は誇りを持って生きている。そう、これこそが私の生き様なのだから。

今宵も、東京の暗闇に紛れて、私は次なる獲物を待ち構えている。この体に刻まれた鍛錬の痕が、また新たな物語を紡ぎ出すことになるだろう…。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次