7話ネタバレ嘘解きレトリック あらすじ
祝左右馬の視点から見る第7話〜祝左右馬の語り
私、祝左右馬は今日もいつものようにくら田で食事をしています。
鹿乃子と一緒にご飯を楽しんでいたその時、疲れきった表情の端崎刑事が店に入ってきました。
聞けば、一昨日発生した強盗殺人事件の捜査が難航しているとのこと。
そこで店主の倉田さんが興味深い話を始めたのです。
なんでも事件現場の近く、三十番街に幽霊屋敷があるそうです。
10年前、そこに住んでいた足立画伯という画家が妻を殺害した後、姿を消したとか。
以来、殺された奥さんの幽霊が出るという噂が絶えないようです。
話の最中、ヨシ江さんが病院にショールを忘れたと気付きました。
鹿乃子が取りに行くと言い出し、倉田さんが夕食をサービスすると言ってくれたので、私も付き添うことにしたのです。
病院に着くと、どうやら一室が騒がしい。
覗いてみれば、カフェーローズの女給さん、リリーが入院患者の桐野貫二という男性を問い詰めていました。
事情を聞くと、一昨日の夜に映画を見る約束をしていたのに、貫二は現れなかったそうです。
貫二の言い分では、映画館に向かう途中、例の幽霊屋敷で女性の幽霊を見て驚き、転んで骨折してしまったとか。
一方、映画館で待っていたリリーは、貫二と一夜を過ごしたという女性から声をかけられ、貫二を探しているという話を聞かされたようです。
リリーは当然、貫二を浮気者だと思い込んでいました。
ところが、鹿乃子が私に送ってきた合図。
どうやら貫二の話にウソはないと感じ取ったようです。
これは調べる価値がある。
私たちは夜になってから、その幽霊屋敷へ向かうことにしました。
果たして、幽霊の正体とは?そして10年前の殺人事件との関係は?
私の観察眼と鹿乃子の能力で、必ずや真相を解き明かしてみせます。
ただし、幽霊屋敷という場所柄、いつも以上に慎重に調査を進めなければなりません。
もしかしたら、この事件の背後には、誰も予想していなかった真実が隠されているのかもしれません。
少なくとも、貫二の証言と幽霊屋敷での出来事、そして10年前の未解決事件。
これらの繋がりを、私は必ず見つけ出してみせるつもりです。
7話ネタバレ嘘解きレトリック あらすじ〜浦部鹿乃子の語り
私、浦部鹿乃子は今日も左右馬さんと一緒にくら田でお食事をしています。
いつものように穏やかな時間が流れていたその時、疲れ切った表情の端崎刑事が店に入ってこられました。
端崎刑事のその様子には、何か重大な事件が起きているのだと直感的に感じ取れました。
案の定、一昨日発生した強盗殺人事件の捜査が難航しているとのお話です。
そこで倉田さんが興味深い話を始められました。
事件現場の近くにある幽霊屋敷の話です。
私のように人々のウソを見抜く能力を持つ身としては、幽霊の噂には少し懐疑的になってしまいます。
ただ、10年前にその屋敷で起きた殺人事件は紛れもない事実のはず。
画家の足立画伯が妻を殺害した後、行方をくらましたという事件です。
話の最中、ヨシ江さんが病院にショールを忘れたと気付かれました。
私が取りに行くと申し出ると、倉田さんが夕食をサービスしてくださり、左右馬さんも同行してくれることになりました。
病院では思いがけない出会いがありました。
カフェーローズで働くリリーさんが、入院中の男性を問い詰めていたのです。
その方は桐野貫二さんという画家で、一昨日の夜にリリーさんと映画を見る約束をしていたそうです。
貫二さんの話によると、映画館に向かう途中で幽霊屋敷の前を通り、女性の幽霊を見て驚いて転んでしまったとか。
私の能力で確かめたところ、貫二さんの言葉にウソはありません。
しかし、映画館で待っていたリリーさんは、貫二さんと一夜を共にしたという女性から声をかけられたそうです。
この状況は非常に複雑です。
貫二さんは確かに本当のことを話していますが、その女性の存在も気になります。
私は左右馬さんに合図を送りました。
これは調査する必要があると思ったからです。
そして夜、私たちは幽霊屋敷へと向かうことになりました。
不思議なことに、この事件には何か大きな真実が隠されているような予感がします。
10年前の殺人事件と今回の出来事が、どこかでつながっているのではないでしょうか。
私の能力と左右馬さんの観察眼で、きっと真相にたどり着けると信じています。
ただ、心のどこかで少しだけ不安も感じています。
なぜなら、時として真実は誰もが望まないような形で現れることがあるからです。
それでも、事件の真相を明らかにすることが、私たちにできる唯一のことなのだと思います。
ドラマ「嘘解きレトリック」出演者・スタッフ紹介
本作の魅力は、若手実力派俳優とベテランスタッフの絶妙な組み合わせにあります。
まず主演を務めるのは、今最も注目を集める若手俳優の鈴鹿央士さんです。
鋭い観察眼を持つものの借金まみれという、一筋縄ではいかない探偵・祝左右馬を見事に演じ切っています。
そしてもう一人の主演、松本穂香さんが演じる浦部鹿乃子は、ウソを見抜く不思議な能力を持つヒロインです。
松本さんの繊細な演技が、鹿乃子の持つ孤独や優しさを丁寧に表現しています。
脇を固めるキャストも実力者揃いです。
味方良介さんが演じる端崎馨刑事は、左右馬の学生時代からの親友という設定で、絶妙な掛け合いを見せています。
片山友希さんは探偵に憧れる天真爛漫な藤島千代を演じ、物語に華を添えています。
大倉孝二さん演じる倉田達造と、磯山さやかさん演じるヨシ江は、まるで本当の夫婦のような息の合った演技を披露しています。
村川絵梨さんは謎めいた女給・リリーを演じ、物語に深みを与えています。
第7話からは、黒羽麻璃央さんが画家・桐野貫二役で特別出演。
ミュージカル俳優としても活躍する黒羽さんの新たな魅力が引き出されることでしょう。
演出陣も豪華です。
「ガリレオ」シリーズで知られる西谷弘監督をはじめ、「シャーロック」の永山耕三監督、「マスカレードホテル」シリーズの鈴木雅之監督、「いちばん好きな花」の岩城隆一監督という実力派が集結しています。
脚本は武石栞さん、村田こけしさん、大口幸子さんのトリオが担当。
3人の異なる個性が融合することで、重厚なミステリーとヒューマンドラマが見事に調和しています。
音楽面では、数々の名作ドラマ・映画を手掛けてきた菅野祐悟さんと眞鍋昭大さんが担当。
二人の織りなす音楽が、昭和初期の雰囲気を見事に表現しています。
主題歌はeillさんの「革命前夜」。
その歌声が物語の世界観を一層深めています。
このように、若手からベテランまで、それぞれの分野のスペシャリストたちが結集し、月9ドラマの新たな歴史を築こうとしています。
特筆すべきは、出演者もスタッフも、本作への愛情と熱意が伝わってくる点です。
それこそが、このドラマが多くの視聴者の心を掴んでいる理由なのかもしれません。
まさに、実力と情熱を兼ね備えた最強のチームによる珠玉の作品と言えるでしょう。