わたしの宝物ネタバレ第1話のあらすじ〜冬月からの手紙
美羽との再会は、運命のいたずらとしか言いようがなかった。あの図書館で、何年ぶりだろう、懐かしい彼女の姿を見つけた瞬間、心臓が高鳴った。美羽は変わらず美しく、でも何か深い悲しみを秘めているようだった。
アフリカでの新しいプロジェクトを前に、日本での最後の仕事。そんな大切な時間を彼女と過ごせるなんて、こんな幸せはない。フリーマーケットの準備を一緒にする中で、かつての親密さが少しずつ蘇っていく。彼女の笑顔を見るたび、胸が締め付けられる。
最後の夜、図書館で再会した時、もう我慢できなかった。美羽の瞳に映る想いは、きっと僕のものと同じだ。愛おしさと切なさが入り混じる中で、二人は一つになった。
そして今、アフリカへ向かう飛行機の中。美羽のことを想いながら、新たな挑戦への期待に胸を膨らませる。彼女との思い出は、僕の宝物だ。この想いを胸に、世界を変える一歩を踏み出そう。
美羽、幸せになってほしい。そして、いつかまた会えることを願って…。
僕は生きてるよ、どこかで、、、、、。
わたしの宝物ネタバレ第1話のあらすじ〜美羽の告白
私、神崎美羽。32歳、専業主婦。表面上は何不自由ない生活を送っていたけれど、心の奥底では空虚さを感じていた。高級マンションの窓から東京の景色を眺めながら、ため息をつく日々。
夫の宏樹との関係は冷め切っていて、朝も夜も会話らしい会話もない。彼は仕事人間で、家にいる時間さえ少ない。そんな中、私を支えていたのは、子供が欲しいという思いだけ。でも、そんな願いも叶わず、日々が過ぎていく。
ある日、スーパーで偶然、幼なじみの冬月稜と再会したの。彼は相変わらず優しくて、温かい笑顔で私に話しかけてくれた。その瞬間、心が大きく揺らいだわ。
その後、何度か会うようになって…。ある雨の夜、彼の部屋で一緒にお酒を飲んでいたら、気づいたら抱き合っていた。罪悪感と快感が入り混じる中、一線を越えてしまったの。
その時は、それが私の人生を大きく変えることになるなんて、想像もしていなかった。
数週間後、吐き気に悩まされるようになって…。そして、恐る恐る手にした妊娠検査薬。陽性を示した瞬間、喜びと恐怖が入り混じった。これは間違いなく冬月の子。でも、離婚してシングルマザーになる選択肢はない。両親や周りの目、経済的な不安…全てが私を押しつぶしそうだった。
悩み抜いた末に、私は決断した。この子を守るため、悪女になると。
夫を騙し、冬月の子を夫の子として育てる。そのために、急いで夫と関係を持ち、タイミングを合わせる。嘘をつく度に胸が痛むけれど、お腹の中の命を守るためなら…。
これが、私の選んだ道。でも、この決断が、私たち3人の運命を狂わせていくことになるなんて、その時はまだ知らなかった。
夫との久しぶりの関係。冬月への罪悪感。そして、日に日に大きくなるお腹。全てが私を追い詰めていく。
第1話の終わり、私は病院で初めての超音波検査を受けていた。モニターに映し出される小さな命。涙が溢れる中、医師が告げる。「順調ですよ、神崎さん」
その言葉に、決意を新たにする私。この子を、絶対に守り抜くと。
これは、愛と嘘が交錯する物語。私の宝物を守るための、禁断の選択の行方を、あなたに見届けてほしい。